麻酔にはどんな種類があるのか?その2

もう少し、麻酔の種類の説明をさせてくださいね。

麻酔の種類の中には「静脈麻酔」と言うものもあります。
静脈麻酔とは、手術の際の不安や痛みを鈍くするための麻酔で、通常は局部麻酔などと一緒に使用することが多いです。
麻酔の方法は点滴を行うときのように腕に注射をし、そこから眠りを誘う薬や痛みをなくす薬を注入します。

すると自然と眠くなってくるので、手術中は眠っていられると言うわけです。
眠ってしまわずに、ただうとうととするだけの麻酔もあるようですが。

美容整形手術は日帰りの場合が多いので、起きてすぐでも活動できる薬を使用するみたいですよ。

もうひとつ、「NLA」と言う麻酔方法もあります。
ちなみに、NLAはNeuroleptanalgesiaやNeuroleptanesthesiaのことを言います。
NLAも静脈麻酔もいとつです。
しかし通常の静脈麻酔とは少し違い、とても強力な効果のある麻酔です。

これはうとうとするどころではなく、完全に眠りにつき、更に全く何も感じなくなります。
脊椎麻酔とはまた違うのですが、脊髄で感覚をなくすのではなく、周りからの刺激に興味が全くなくなる状態になる、といいますか。

神経遮断剤とトランキライザーとそのほかの薬品を腕から注射器で入れるのですが、美容整形手術で使用されることは少ないので、主に大きな外科手術などに使用されています。

完全に体が起きるのにも時間がかかり、更に体を自由に動かせるようになるにも時間がかかるので、やはり日帰り手術が多い美容整形手術には向かない麻酔方法ですね。

最後に「全身麻酔」です。
これも美容整形ではなかなか使用する機会は少ないと思いますが、昔は使用しているところも多かったようなので一応説明しておきます。

こちらは二段階にわけて麻酔を行います。
まずは静脈麻酔でゆっくりと眠りについていただいて、そのあいだに鼻や口から管を通します。

そののどの奥まで通した管から全身麻酔専用のガスを体内に入れるのです。

ちなみになぜ管を通すかと言うと、手術が長引いているのに麻酔が切れそうになってもすぐに対応できるからだそうです。
途中で麻酔が切れてしまったら・・・なんて考えたくもないですね。

全身麻酔は体を動かすのに時間がかかり、目覚めにも時間がかかるので今までは数日入院するのが普通だったようですが、最近は色々進歩してきているので、日帰りでも全身麻酔が可能なところもあるようですよ。